ダイビングに年齢制限ってあるの?

ダイビングに年齢制限ってあるの?

ダイビングをこれから始める方も既にダイビングライフを満喫している方も知っておいた方が良いのが『ダイビングの年齢制限』。
実をいうと既存のダイバーでも殆どの方があまり知らないという方が多いです。

ダイビングの年齢制限

まず、ダイビングの年齢制限は
Cカード(ダイビングライセンス)取得に関して言うと指導団体にもよりますが、講習は10歳以上となっており、上限はありません。

つまり、基本的に10歳以上であれば誰でもダイビングライセンス取得できるという事になります。
ただこれはあくまで年齢制限のみのお話です。
どういう事かと言いますと、そもそもダイビングは水中という特殊環境の上で行うアクティビティです。
なので健康体であるというのが大前提であります。

病歴診断書が必要です

ダイビング続けて行く上で懸念される要素は殆どの方が体力と答えます。
そもそも水中にいる事が前提となり泳ぐという事をしなければならないので体力は大事だと思います。
ただ最も重要なのは高血圧による不随された病気となります。
このリスクが年齢と共に増加してゆくというデータがあります。

実はダイビング中の事故の殆どがこの病気の発症による事故となります。

なので殆どのダイビングショップがこのデーターをもとにダイビングを行っても問題がないか?
というチェックを行う手段として病歴診断書というものがあります。

ちなみにこの病歴診断書は60歳以上の方だけではなく
ダイビングライセンスを取得をする方全員が記入をしなければなりません。
ダイビングライセンス講習を始める際、各指導団体の病歴診断書(健康チェックシート)というものを記入していきます。
ここでは過去や現在の体調に関する質問をYes or Noで記入していくものが多いです。
例えば
心臓疾患にかかっている、またはわずらっていた。
等の質問があります。
なければ「No」あれば「Yes」
といった内容です。
この病歴診断書(健康チェックシート)でYesがあると病院に行き診察をして、
医師のダイビングしても大丈夫ですよ!
という署名が必要になります。
ただ殆どのダイビングショップでは現在安全面も考え
例え60歳以上で健康体であっても医師による診察と署名が必要なダイビングショップが殆どです。
なので60歳以上でこれからダイビングを行う方はほぼ確実にお医者様での病歴診断書発行が確実になります。

費用ってどのくらい?

医師による病歴診断書の発行に関しては、基本自由診療になるので保険適用外となります。
特に診察料というものは決まっておりませんので値段は5,000円のところもありますし、2,000円のところもあります。
なので来院する前に費用の確認などはするべきでしょう。
一番おすすめしているのは、かかりつけ医に診察してもらうのがベストだと思います。

健康第一

今回はダイビングの年齢制限のお話。
ダイビングは10歳以上であればCカード(ダイビングライセンス)取得は可能であり、
上限は特にないということでした。
ただ、そもそも健康でないとダイビングはできません。

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ダイビングをしてるから健康になるのではなく、健康でないとダイビングができないのです。
これまで普通に潜れていた方も、いつかは病歴診断書をお医者様に署名が必要になってきます。
人によっては「ダイビングできません!」と言われてしまう方もいる場合があります。
なので日々の健康と安全なダイビングの為に今一度健康に気をつけましょう!