初心者ダイバーのお悩みの1つ『エア持ち問題』。
ダイビング終了間際になると毎回ドキドキしちゃう・・・
自分のエアが原因でダイビングが早く終わってしまう・・・
などなど・・・
という訳で本日はエア持ちのお話です。
エア消費が早いとこんなことが。。。
まずは、単純にダイビング事態が早く終わってしまうというとこ。
せっかくのダイビング、できるだけ長く水中世界を楽しみたいですよね。
そして、エアが早い方本人は自分のせいでダイビングが早く終わってしまう・・・
等の焦りから、より早くエア消費が早くなってしまうという悪循環になってしまうという事になってしまいます。
このような状態ではダイビングを楽しむ事は中々できませんよね。
そして一番大切なのが呼吸のリズム。
ダイビングの一番最初、オープンウォーターコースでダイビング中の呼吸は「深くゆっくりとした呼吸」といのが安全なダイビング繋がりますというのは学びます。
浅い呼吸と深い呼吸。
しっかりと身体全体に酸素を送り込む事により効率よく身体を動かすことが可能になります。
また、逆に浅くて速い呼吸というのはエアの消費が早く、体内には酸素が供給されず、二酸化炭素が蓄積されるます。
その結果、頭痛や倦怠感、時には減圧症等のリスクにつながります。
そもそもエアが早い人って??
エア消費が早いと先ほどのようなデメリットづくしになってしまいますが、
そもそもエア消費が早いっていうのはどこか基準があるのでしょうか??
ということで今回エア消費量というのを1分あたり平均自分がどのぐらいエアを消費しているかの計算式があります。
この数値を世間の他のデータと見比べることで自分のエアが早いのか、持ちがいいのか?
というのが分かるというものになっております。
まずエアの消費量を出すためには
①消費したエアの量
ダイビング開始時残圧からダイビング終了時の残圧を引けば確認できます。
(例:開始時残圧が200・終了時残圧が70の場合は200-70=130)
②タンク容量
タンク容量とはタンクの大きさの事、一般的にファンダイブで使用するタンクは10ℓが多いが、12ℓ、14ℓ、8ℓなどもあります。
③平均水深の絶対圧
オープンウォーター取得の時にも学んだ「絶対圧」。
簡単に説明すると僕たちの身体にかかる圧力の事。
地上および水面付近では1気圧。水深10mで2気圧、20mで3気圧・・・
④潜水時間
文字通りエントリーからエキジットの時間。
この場合は安全停止も含めて大丈夫です。
なぜなら計算がめんどくさいので・・・
ちなみに計算した後は平均と見比べるといいかもです!
男:13~15ℓ以下/分
女:10~12ℓ以下/分
もちろん体型等により若干の変動があるかもしれませんが、あくまで目安にしてみるといいかも!ぐらいのものです。
次回へ続きます!