ドライスーツとは??

ドライスーツとは??

ダイビングは年中を通して楽しむことができるマリンスポーツです。
ただ、日本の海には陸上と同じように四季があり、水温の変化も陸上と同じようにあります。
ただ、海の場合陸上の気温よりも大体二ヶ月程度遅れてやってきます。
なので必然的に地域にもよりますが、水温が低い時期もあります。

そこで低い水温でも快適に潜ることができるのが『ドライスーツ』。

濡れないスーツ?ドライスーツ

インナーをスーツの中に着る事により身体を保温します。
首、手首以外は通常の使用方法をしていれば濡れることはありません。
また、水温によってインナーを調整ができたり、中にホッカイロなども貼ることができます。

ドライスーツの種類

大きく分けて2種類あります。
・ネオプレン
・シェル

ネオプレンタイプのドライスーツは日本で最もポピュラーなドライスーツです。
ドライスーツを着用している約8割のダイバーがネオプレン素材のドライスーツを着用しております。
その為、デザインやサイズ感などが豊富で自分だけのオリジナルのドライスーツも作ることが可能です。
そして価格帯も様々でリーズナブルなものから高品質なものまでバリエーションが豊富です。

そしてネオプレン素材のドライスーツはネオプレン素材の生地にジャージ生地を張り付けています。
なので、スーツ本体に保温性もある為、中に着用するインナーもシェルタイプのものより薄手のインナーでダイビングを行う事ができます。

シェルタイプのドライスーツは、ネオプレン素材のドライスーツと比べ日本では着用しているダイバー少数です。
ただ、海外のダイバーやプロダイバーの中では着用率が高いです。
そして価格帯もネオプレン素材のドライスーツより高額なものが多いです。
シェルタイプのドライスーツの特徴はネオプレン素材のドライスーツに比べ水中での浮力変化の影響を受けにくくなっております。
ネオプレン素材のドライスーツはウェットスーツと同様にゴムに気泡があり、スーツ自体が保温力を持っています。
ただし、水中でこの気泡は、潜降して水圧が大きくなるとつぶれ、浮上して水圧が少なくなると元に戻っていくため、スーツの浮力が大きく変化するのです。
比べてシェルタイプのドライスーツは、レインコートのような防水素材なので素材自体が薄く、気泡が無いため水中での浮力変化も少なくなります。
その為、スーツ自体に保温機能がないため、ネオプレンタイプに比べると保温性が劣り、インナーを着こまなければなりません。

冬の海も快適!

ドライスーツを着用することで水温が低い場所でのダイビングや冬の水温が下がった時期のダイビングが快適になります。
冬のダイビングの魅力は何と言っても高い透明度!

綺麗な海で存分に遊んじゃいましょう!!