花粉症だけど、ダイビングって大丈夫!?

花粉症だけど、ダイビングって大丈夫!?

こんにちは。
本日で2月も終了です。
先日から気温も徐々に暖かく、春が近づいてきているのを感じます。
さて、暖かくなるにつれてやってくるのがアイツです。

そう、花粉です。
もう少しずつ目やら花やら喉の奥など痒くなっている方も多いと思います。
絶賛健康男子の僕もこの花粉には勝てません。
まさしく、ミクロのサイレントキラーと言っても過言ではないでしょう。
もはやこのイラストを見ただけで目の奥が痒くなってきている状態です。
という訳で本日は「花粉症だけどダイビングしても大丈夫!?」
実際どうなのよ?ってことで本日は花粉症とダイビングを共に生きた僕の経験談も交えて書いていきます。

花粉症でもダイビングってできるの~?

結果から申し上げますとできる人がほとんど!
ただ花粉症というのは、個人差があり、人それぞれによってアレルギーを起こす花粉。
そして症状、時期などかなりバラバラです。
住んでいる地域やその年の気候のなどでもかなり違ってくるのが花粉症です。

僕なんかはスギ花粉、稲花粉、ブタクサ・・・などなどのアレルギーを持っており、
一般的にスギ花粉が2~4月
ヒノキなどが4~5月
稲などが6~9月
ブタクサ・セイタカアワダチソウなどが8~10月後半と言われています。

といったように、これだけ時期が違えば症状も全く違います。
そしてこれは海の中も同じです。
例えば、僕のように鼻水がズルズルでも全くダイビングは問題なかったり
症状が軽い人でも耳が抜けず潜れなくなる人もいます。

何故耳が抜けないかというと花粉症になると粘膜が腫れ
耳管などから正常に空気を送ることが難しくなります。

しかし、中には先程も言ったように花粉症の症状が出ているからと言って
海中で耳抜きに影響が大きいという事ではありません。

僕なんかはむしろ花粉が来ない海中の方が居心地が良いです。
なのでそいう方はいつもどうり通常のダイビングをして下さい。

花粉症で耳抜きができないダイバーはどうすれば?

1番大事な事は予防です。
花粉症の症状を抑える為には
・マスク
・ボウシ
・メガネ
・着衣に着いた花粉をこまめに落す
・洗濯物は部屋干しをする

などなど花粉症予防は星の数ほどネットを見ればたくさん出てきます。
全てが効果があるとは思いませんので自分に合った方法がいいでしょう。

花粉症の薬を服用するのってアリ?

一般的にアレルギー性鼻炎薬はダイビング時の使用禁止成分が入っています。
耳鼻科などで処方されるお薬もこれと同じ。
しかし、どうしても飲まなければいけない場合は必ずお医者様の許可を頂いてください。
そしてダイビングの際は自分で薬の副作用についてしっかりと把握しましょう。


飲み薬の他にアレルギー症状を抑えるのには点鼻薬があります。
しかし点鼻薬を使用してのダイビングは禁止されています。
点鼻薬を使うと鼻の粘膜の腫れを沈めてくれます。
その為使用後は空気の通りが良くなり耳抜きもスムーズに出来るでしょう。
ですが、残念なことに点鼻薬の効能時間はあまり長くありません。
潜行時問題が無い場合でも、
浮上時に効果が切れてしまうとリバースブロックになってしまいます。
この為ダイビング時に点鼻薬を使用することはお勧めできません。

といったように花粉症の症状にたいして予防や薬の服用などがあり、
薬の服用に関してはお医者様へ相談しましょう。

ちなみに僕の場合は薬も服用しないでそのまま海へドボンしております。
先ほども言ったように僕は海中へ行ってしまえばアレルギー反応は緩和されるようですので・・・
ただ、海から上がると鼻水がとめどなく、くしゃみは絶えず出ていますが。

今年も花粉症に負けずに春の海を楽しみましょう~!!